男性にとっては浮気、女性にとっては恋愛

最近では不倫のスタイルもバラエティ豊かになりつつあるようですが、不倫と言えばやはり、若い女性とかなり年上の妻子ある男性というのが定番となっています。数年前に再ドラマ化された「蛇蝎のごとく」は、23歳のOLと38歳の妻子持ちのイラストレーターという定番パターンの不倫を巡る物語です。家族を巻き込んでのこの不倫は、結局別れを迎えます。

「蛇蝎のごとく」の最初のドラマ化は1981年。当時は不倫という言葉は一般的ではなく、夫が浮気をしている、という言い方をしていました。一方で、女性にとっては恋愛。それも家族を敵に回しての大恋愛です。最初のドラマ化で、浮気をしている男の妻は「浮気にも本気と遊びがある」という名言を残していますが、女性にとっては大恋愛でも、男性にとっては本気ではあっても浮気、ということでしょうか。

時代は変わって、最近では不倫は不倫と割り切って妻子ある男性と付き合う女性が増えたと同時に、本気の浮気では済まないほど真剣になる男性が増えているように感じます。男性にとっては浮気でも女性にとっては恋愛だった関係が、双方にとって浮気と恋愛の中間の関係に変わったことで「不倫」という表現が定着したのかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です